目次
ウマい沖縄料理ランキング
沖縄県の料理は、基本的に①沖縄に代々伝わる郷土料理と②アメリカ文化によるジャンキー飯の二つに分かれます。今回のランキングでは両方混ぜて紹介しますね。
第5位 ジーマミドウフ
ジーマミ豆腐とやらとラフテー pic.twitter.com/OgxxIjNpAZ
— ひびきち (@cosmo_hibiki) February 17, 2019
上のツイートの左にあるタレのかかった豆腐がジーマミ豆腐です。
ジーマミ豆腐の「ジーマミ」とは沖縄の方言で落花生の意味があります。実際に、この料理は豆は使っておらず代わりに落花生のしぼり汁が使われています。
食感は普通の豆腐よりもモチっとしていて、食べ応えがあります。何度か噛んでいくうちにじわじわと落花生の香ばしい味が感じられておいしいです。
通常は写真のように、上にタレがかかっています。この甘い醤油タレがあることによって塩味・甘み・落花生の香ばしさが相まっていい感じになるんですよね~
沖縄県のスーパーであればどこでも買えるので、簡単に手に入りますよ!おすすめです。
第4位 ソーキそば
先日、新橋の沖縄居酒屋行った時に食べたソーキそば😆❗️
お酒を飲んだ後の〆に最高でしたね😊#源さん pic.twitter.com/O1Oifod5cl— カシオペア@グルメ日記✨ (@okanehoshiina1) October 19, 2020
お次は、沖縄料理の大定番のソーキそば!有名な沖縄そばとの違いはソーキと呼ばれている甘辛のお肉(豚のあばら骨付き肉=スペアリブ)が乗っているかどうかです。
始めてこの料理や沖縄そばを見た方は「そば?見た目はうどんやん」と思うかもしれません。僕も思いました。その辺はてーげー(適当)です笑(そば粉は入っていません)。
肝心の麺は、うどんの麺を平たくしてコシ強めにしたような感じです。小麦粉のみで作られています。どちらかというと麺は中華そばに近いですね。
汁は豚だしとカツオだしのブレンド、もしくは一方のみのようです。お店によっては豚骨も使っている場合もあります。基本的にはラーメン程の油はなく、うどんの汁よりもこってりしているという印象です。
骨付き肉であるソーキは沖縄そばよりも肉感がほしい人にとっては最高な具材です。なんといってもお肉自体がおいしい!のちも紹介しますが、沖縄の豚肉を柔らかくした料理は最高です。
因みに、沖縄そばをランクインしなかった理由は「あっさりしすぎだから」。汁も麺も上記の通り悪くないのですが物足りない場合が多かったです。沖縄に来て沖縄そばとソーキそばがあったらあっさり好きは沖縄そば、こってり好きはソーキそばを選ぶといいでしょう
第3位 海ブドウ
https://twitter.com/imu1273/status/1102387888283504640
上のツイートの左下にあるのが、海ブドウ。グリーンキャビアとも呼ばれています。日本では沖縄県や鹿児島県が主な生産地。
その見た目は確かにキャビアやイクラのような半透明の球体がたくさんついています。食感もプチプチしていて、味を楽しむというよりは食感ですね!
食べ方は基本生。醤油やお酢をかけて食べるのが主流です。しかし、調味料につけ続けてしまうと簡単にしぼんでしまうので注意!独特のプチプチ感が失われてしまいます。
さらに注意なのは冷蔵庫保存!海ブドウは暖かな海の中で育ってきているので低温には弱いんです。これも簡単にしぼんでしまいます。常温保存でしたら3~4日は持つといわれていますが、新鮮であれば新鮮であるほどプチプチが楽しめるので、その日のうちに食べましょう!
第2位 タコライス・タコス
タコライスって副菜迷うね。 pic.twitter.com/FmSkkMjygg
— 愛されたOL@Susana (@welcomelovery) October 18, 2020
2位はタコス&タコライス!どっちも似てるので一括りにして紹介してしまいます笑。
まず、上の写真の右にあるのがタコス!もとはメキシコ料理でアメリカでも食べられるようになり、戦後の沖縄占領下で持ち込まれて県民にも浸透したと考えられます。
通常、メキシコ人の主食であるトウモロコシで作られたトルティーヤで様々な具材を包んで食べます。沖縄ではこの具材がある程度決まっていて(アメリカ式のタコスですね)、上の写真の様に刻まれたレタスと牛挽肉、トマトとたまにチーズが乗っています。
おいしいタコスはトルティーヤがパリッとしていて挽肉もジューシーでトマトやレタスもシャキッとしています。マジおいしいです。
一方で、タコライスは沖縄料理!上のタコスの具材をライスの上にのせてサルサソースをかけて食べます。ご飯好きにはありがたい。そして、これもおいしいです!
第1位 ラフテー
角煮です
ラフテー
沖縄は豚
県産豚と言って結構珍重されています
pic.twitter.com/8PnXKwUcWP— 食いしん坊の旅めし (@earthdining) March 8, 2019
注目の1位はラフテー!沖縄の郷土料理で、皮付きの三枚肉を泡盛や醤油で甘しょっぱく味付けしたもの。つまり、豚肉の角煮ですね。
しかし、普通の豚の角煮と違うのは皮がついていること。良く煮込まれたラフテーは箸でも切れるほど柔らかくなり、プルプルでコラーゲンたっぷりの皮とジューシーなお肉がおいしいんです・・・!
ラフテーのいいところは良いお肉であればあるほど味もよくなっていくこと。「値段の割においしくないじゃん」というがっかりは少ないです。
また、基本どんなお店で食べてもおいしいのではずれが少ないのも魅力的。それでいてみりんや紹興酒、赤ワインなどの味付けも多彩でお店の個性だせる素晴らしい料理です。
マズイ沖縄料理ランキング
沖縄の料理はまずいのか?という疑問にここで答えます。
まず、東北出身の僕自身としては沖縄料理は「全体的に味付けがくどい」「具材が独特で好みが分かれる」と思っています。
味付けの濃さ自体はちょうどよくて、味が自分の好みであれば「とってもおいしい!」となります。しかし、料理に使われている調味料がすくなくてすぐ飽きてしまう場合もありますし、具材が少々ゲテモノだったりするので(後に紹介します)、当たりはずれが多い印象です。
加えて、沖縄料理で出てくる野菜が微妙!シャキシャキ感もないし、チャンプルーや汁物の具材にされているものばかりで新鮮な野菜好きな僕にとっては低評価です。
しかし、これには本土にはない沖縄独特の理由があります。
沖縄県はその土の性質上あまり野菜が育ちにくいんです。となると本土からの輸入に頼らざるを得ないので、どうしても収穫から県内に届くまで時間がかかってしまいます。これが、新鮮な野菜が手に入りにくい理由です。
では、ランキングに行ってみましょう!(1位に近づくにつれてマズイとします)
【余談】沖縄料理の盛り付けについて
沖縄の料理は盛り付けが汚い・・・というお話も聞きます。
おそらく、後述のチャンプルー料理のように混ぜこぜにした料理が多いからだと思います。
盛り付け方が汚いと食べる気が失せる・・・という方はチャンプルー料理は避けたほうがいいかもしれません。
※これから紹介するツイートは参考として掲載させていただいています。ツイートの料理に関しての是非ではなく筆者が沖縄県内でプライベートで食べた印象を書かせていただいております。ご理解のほどよろしくお願いします。
第5位 チャンプルー料理
最近作った簡単ごはん…(⁎ᵕᴗᵕ⁎)素麺&野菜&豆腐のピリ辛チャンプルー。豪華なごはんもありだけど、普段の適当ごはんもたまには載せてみたくて…(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾(写真には無いけど残り物のおかずやごはんとみかんも一緒に食べました😌🍊)#vegan #野菜ごはん #今日の簡単ベジご飯 #ずぼらベジ飯 pic.twitter.com/nkqk29zD6U
— かまぼこさん (@oce_clove_do32) February 8, 2019
チャンプルー料理とは、沖縄の方言で「混ぜこぜにしたもの」という意味があり、実際に野菜や豆腐などを調味料を加えながら混ぜて炒めた料理です。
素材は安価な食材、家庭菜園で獲れる野菜、ありあわせの素材など材料は多彩です。ニガウリ・キャベツ・タマネギ・ニンジン・モヤシといった野菜や、島豆腐、豚肉(またはスパムなどのポークランチョンミート・コンビーフ・ツナ)・卵・麩などが多く使われます。
僕個人としては嫌いな料理ではないのですが、なぜランクインしたかというと当たりはずれが多い。
観光者向けなお洒落なお店や、外装もきちんとしているお店は味付けもしっかりしている印象で、まずいどころか絶品なケースもあります。
一方、田舎で県民御用達という雰囲気でおじい・おばあが運営しているお店はちょっと地雷率高めの気がします・・・(もちろん、おいしい民食屋さんもあります)。
観光者向けのお店は当然、本土出身者の口に合わせて味付けしているのでおいしいのは当たり前。そう考えると、沖縄郷土料理であるチャンプルー料理自体の評価は低めかもしれません。
しかし、注意してほしいのは、これから出てくる料理よりもかなり無難です。強調したいのは地雷チャンプルーと出会わないように・・・というところ笑。
第4位 スクガラス
今日の深夜25時40分~
こきざみぷらすやります!深いね。パオだね。スクガラス食べながらご覧下さい。つって pic.twitter.com/x257Vr0irv— こきざみインディアン☺︎さーねー☺︎ (@sane_kokizami) July 24, 2018
スクガラスとは、愛護の稚魚を使った塩辛の料理。島豆腐(沖縄豆腐)に乗せ、スクガラス豆腐として食べるのが最も一般的です。軽く水洗してレモンの汁をかけて食べたり、漬汁をチャンプルーや煮物の調味料として用いることもあります。
県内では、よくスーパーに瓶詰めされて売られています。塩辛なので、人によってはご飯やお酒・泡盛のつまみにして食べることもあります。
僕はとしてはとにかく「クセが強い」「しょっぱい」。魚の発酵食品だからか、独特の匂いで人によって好みが分かれそうですし、イカの塩辛と違ってしょっぱさの主張が強いです・・・。
とげがあるので、頭から食べないと喉に刺さってしまうので注意。
第3位 グルクン
グルクンの唐揚げ〜🐟
来ると毎回頼むやつ😁
でも、昔とちょいと違うんだよね… pic.twitter.com/ui37xSCpBv— ゆう (@dareda9842) October 19, 2020
標準和名はタカサゴで、沖縄方言での呼称のグルクンも別名としてよく知られています。「沖縄県の魚」にも指定されています。
刺身、塩焼き、唐揚げなどの料理に利用される他、かまぼこの材料にも用いられます。傷みが早いので、刺身で食べるのは水揚げされる漁港近辺でのお店が多いです。
刺身と唐揚げ両方食べたことがありますが、どっちもイマイチ・・・。沖縄県付近の熱帯に生息している魚で、このような魚は脂身が少なくてあっさりしている白身魚ばかりです。個人的にはあっさりしすぎといった印象ですね。
刺身は醤油につけて食べると、食べれなくはない味になります。一方、唐揚げは正直おいしくない・・・。油が唐揚げの衣だけなので、魚食べてる感じがしません。
沖縄の県魚をたべたというネタ作りにはいいのではないでしょうか。
第2位 豆腐よう
豆腐よう。
嫌いな人多いけど、俺は好き。 pic.twitter.com/UFK5qRMfXm— オトうつぼ (@otoutubo) March 9, 2019
2位は豆腐よう。これは島豆腐を米麹、紅麹、泡盛によって発酵・熟成させた発酵食品です。交易国家として栄えていた琉球王朝時代に明(中国)から伝えられた「腐乳」が元になったと言われています。
上のツイートの通り、県民でも嫌いな人が多いほどの珍味。
たとえるなら、味はうにやチーズらしきもの。食感は豆腐をモチっとさせたもの。加えて匂いも強烈なので好みが分かれます(というか7割くらいは苦手かも)。
しかし、「この濃厚な味が酒に合うのやっさ~」と言って泡盛と一緒に楽しむ沖縄おじいは多い印象です。
あなたも、もしかしたらハマる可能性あり。是非一度食してみてはいかがでしょうか。
第1位 ヤギ汁
思い出フォルダから発掘したヤギ汁。
とにかく獣臭が凄くて、自分は途中でギブでしたw
地元の方でも好み別れるようですね。。
でも滋養強壮によいらしいので、
今度行かれたら是非👍(笑) pic.twitter.com/h1m7rhVQLC— ふみや (@fumipon999) March 7, 2019
1位はヤギ汁。沖縄の郷土料理であるヤギ汁はその名の通り、山羊のスープです。山羊の肉と骨をコトコト煮込んで作ります。
特に戦後にはヤギの乳やヤギの肉は貴重なたんぱく源とされ、現在でも沖縄の田舎の方では雑草で育つヤギを家で飼っている人もいます。
しかし、なんといっても獣臭い!そして匂いが強烈なんです・・・。人によっては「動物園の臭い」などと表現する人もいます。そしてこの臭いは胃袋に入れても数時間後には口からヤギの臭いが戻ってきます笑。
そのため臭い消しでヨモギを入れたり、生姜を入れて臭いを消しますが、やはりヤギの臭いは強烈で、沖縄県民でさえも苦手な人が多いです。
しかし、すべてのヤギ汁が臭いという訳でなく、しっかり血抜きされていて匂いを感じさせない料理をつくってくれるお店もあるので、見極め・口コミ調査が大事ですね。
まとめ
[chat face="si.png" name="ケン" align="left" border="blue" bg="none"]ランキングはそれぞれ以下のようになりました。[/chat]
[box01 title="ウマい沖縄料理ランキング"]
第5位 ジーマミドウフ
第4位 ソーキそば
第3位 海ブドウ
第2位 タコライス・タコス
第1位 ラフテー
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[box02 title="マズイ沖縄料理ランキング"]
第5位 チャンプルー料理
第4位 スクガラス
第3位 グルクン
第2位 豆腐よう
第1位 ヤギ汁
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