沖縄の文化を深く知ろう!
沖縄には独特の文化があり、それを知るのも楽しみの一つでもあります。
何も知らずに沖縄の文化に触れるのも楽しいと思いますが、少し予習しておくだけでより深く楽しく沖縄を満喫できると思います。
少しでも気になるものがあったら、ぜひ直接沖縄に足を運んで直で見てみるのもおすすめですよ!
シーサー
沖縄といえば「シーサー」というほど有名なものですね。
沖縄の方言で獅子のことをシーサーと言います。
ここでは魔除けの獅子像のことを指していて、建物の屋根や門の上に置いて悪霊を追い払う役目を担っています。
かつては、集落ので出入り口や寺院、城に置かれていました。
スフィンクスや日本の狛犬の同じく、古代オリエントが起源と言われています。
うちなータイム
沖縄県民の約束の時間に遅れがちで、独特の時間間隔のことです。
沖縄の人は時間にルーズだと言われ、約束時間=家を出る時間と認識していることも多々あるそうです。
飲み会の開始時間に誰もいないこともあるそうです。
やんばる(山原)
沖縄県北部の森が広がるエリアを指しています。
このやんばるにしか生息しないものが、天然記念物のヤンバルクイナです。
ほかにも多種類の珍しい生き物や植物が生息していて、とても自然豊かな場所になっています。
石敢當
「いしがんとう」と読むこれは、中国伝来の魔除けの石碑です。
邪気が集まりやすいT字路や3叉路や辻に建てられます。
市中を徘徊する悪霊は石敢當にぶつかると砕け散るとされています。
キジムナー
カジュマルやアコウなど古木に住むと言われている精霊のことです。
その姿は諸説がありますが、人間の子供のようで身長は約1m、赤髪、赤い顔などと言われています。
基本的に人間に悪さはせず、友達になると優しくしてくれます。
でもたまにいたずらをすることもあるとか。
主食は魚で、タコや人間の屁を極端に嫌うそうです。
旧盆
沖縄の年中行事に中で最も重要視されているのが旧暦で行われるお盆です。
旧暦7月13日の祖先を招く「ウンケー(お迎え)」に始まり、14日は先祖と過ごす「ナカヌヒー(中日)」、15日が先祖を送る「ウークイ(送り)」となります。
各家庭では、お供え物としてお盆のときにだけ作られる特別料理も登場します。
ウークイの日には先祖を華々しく送るため、エイサーが行われます。
エイサー
旧暦7月15日の旧盆に先祖を送るために行われる念仏踊りです。
三味線に合わせて、太鼓を打ち鳴らし歌い踊りながら通りを練り歩きます。
お盆期間中は各所で連日エイサーが行われています。
御嶽(うたき)
「うたき」は沖縄古来の信仰における聖域で、祭事などを行う場所になっています。
神が訪れる場所と考えており、森や岩、泉など自然空間そのものの場合が多いです。
祖先を祀る場所でもあります。
赤瓦屋根
沖縄の伝統建築に見られるのが赤瓦屋根です。
かつて灰色瓦が主流でしたが、18世紀ごとから生産され首里城などに用いれられました。
隙間を埋める純白の漆喰とコントラストがとても美しいのでぜひ見てみてくださいね。
外人住宅
米軍基地関係の軍人やその家族が住まう家として建てられた建築物です。
現在、この外人住宅を利用したカフェや雑貨店などが人気になっています。
中部の港川外人住宅などが代表的です。
ニライカナイ
水平線の彼方にある神々が住まう場所です。
古来、沖縄の人々にとって海こそが豊穣や生命の源であり台風の脅威がやってくる場所でもありました。
本土の天国の概念と似ていると思います。
カチャーシー
お祝いの席などで踊られる沖縄伝統の手踊りです。
両手を頭の上に上げ、女性は手をパーに男性は手をグーにして左右の手を交互に前後に動かします。
ノリの良い音楽で気分もハッピーになれます
グスク
グスクとは沖縄をはじめとする南西諸島に数多く残る城塞遺跡です。
12~15世紀にかけて各地の有力者によって盛んに築城され、本島に残る5つのグスクは世界遺産にも登録されています。
アマミキヨ
琉球神話に登場する創世神です。
この女神のよって五穀がもたらされ、琉球の島々は造り出されたとされています。
最初に降臨したのが久高島で、現在も神の島として神聖化されています。
ハーリー
龍をかたどった爬竜船(ハーリーブニ)競争のことです。
海の安全と豊魚を祈願して、旧暦の5月4日に各地の漁港で行われます。
5月の連休に合わせて開催される那覇ハーリーが大規模です。
まとめ