※今回は危険生物として虫やクラゲの画像を載せるため、見たくない方は注意してください
強い紫外線
沖縄県の紫外線は、本土とケタ違いに強いです。具体的に沖縄県の紫外線の特徴をまとめました。
[box04 title="沖縄県の紫外線の特徴"]
1.夏の紫外線は日焼けではなく、火傷する
2.一年中日焼け対策が必要[/box04]
1つずつ解説していきます。
夏の紫外線は日焼けではなく、火傷する
沖縄の夏、薄曇りの下で1時間しか歩いていないにもかかわらず、以下のツイートのように痛々しい”やけど”状態になります。(ツイートは僕のではありません。引用です。)
沖縄の日差しを舐めてはいけない。薄曇りくらいの天気で一時間歩いただけでこれだ。五月でも日焼け止め必須。 #沖縄 pic.twitter.com/E7Q4tgcTnQ
— 中川ひとし (@nakagawahitoshi) May 5, 2017
直射日光を直で浴び続けていれば、冗談ではなく病院送りです。
一年中日焼け対策が必要
上は、2019年1月31日の日本の気象庁による紫外線分布図
見てわかる通り、真冬にもかかわらず沖縄の紫外線は”そこそこ強い”んです。では、真夏はどれくらいでしょうか。
予想どおり、紫でUVは最高値の13です。一年中UV対策が必要なこと、沖縄の夏はUVが非常に強いことが分かったでしょうか。
これらを踏まえると、大人よりも肌の弱い赤ちゃんにとって、沖縄の紫外線は大変危険だということが分かったと思います。
しっかり対策した状態で旅行しましょう。
赤ちゃんのための紫外線対策
赤ちゃんも大人も肌の構造自体は同じですが、赤ちゃんの肌は角層が薄く皮脂腺も未発達なので、外部刺激を受けやすい状態にあります。
また、肌は薄いことによって紫外線ダメージが到達しやすいため、外出の際には日焼け止めを塗ることをおすすめします。
日焼け止めは、赤ちゃんの肌にも使えるマイルドタイプを選びましょう。無添加・無香料・無着色のもの、石けんで簡単に落とせるもの、ある程度のSPF値とPA値があるもの、のびがよく塗りやすいものがよいでしょう。
UV商品会社 ANESSAより引用
上記の専門家の意見から、沖縄の紫外線に対抗するには以下の条件に合う日焼け止めクリームを用意するべきだということが分かりました。
・無添加、無香料、無着色
・ある程度高いSPF、PA値
・石鹸でかんたんに落とせる
・伸びがよく塗りやすいもの
これらの条件に合うUVカットクリームとして、資生堂 アネッサ エッセンスUV マイルドミルクがおすすめ。
この商品は大人だけでなく赤ちゃんやお子さんにも使える、さらさらマイルドタイプの顔・からだ用日焼け止めです。生後28日から使用できるのもポイント。
SPF35&PA+++なので、かなりの紫外線を防いでくれます。
また、汗・水にふれると強くなるアクアブースターが搭載されているので、汗っかきのお子さんがどれだけ汗をかいても安心。
このUVカットクリームをしっかり塗ればほとんどの赤ちゃんの肌を守れますが、目などの粘膜は守れません。しっかり帽子を被せるようにしましょう。
夏の気温・湿度
沖縄の夏の気温は本土のように35度以上になる日はめったになく、暑さ自体の危険は少ないです。
しかし、注意したいポイントは湿度。
月 | 気温(℃) | 湿度(%) |
5 | 24.0 | 76 |
6 | 26.8 | 79 |
7 | 28.9 | 83 |
8 | 28.7 | 78 |
9 | 27.6 | 78 |
このように、湿度は70%代後半だったり80%以上も珍しくはありません。この湿度に対抗するには、通気性の良い服装が必須です。
そこでオススメなのは、このSOULEIADO UVカット ベビーマント。
こちらは、フードが取り外しできるUVカットベビーマント。UVカット率93.7%なので紫外線対策はこれで安心ですし、前あきタイプで、ボタンを1つ留めるだけなのでサッと脱ぎ着できます。
また、それだけでなく触ったときにひんやりとした使冷感があるので夏にはピッタリ。さらに、吸水性に優れるため、汗の吸収にも貢献します。
特徴的なのは、毛玉ができにくい「センターアイランドRUV」素材を使用しています。これは、フルダルレーヨンで、夏の大敵「紫外線」を防止するだけでなく、防水機能まで擁しています。
つまり、この素材によって赤ちゃんの敵「紫外線」「雨」を防げるわけですね。
色はホワイト / ベージュ / グレー / オレンジ / フレンチブルーの5色用意されているので、赤ちゃんに似合うものを選べます。
危険な虫
沖縄に観光に来た方々が注意しなければいけないのは、このタイワンキドクガの幼虫。
[box02 title="タイワンキドクガの特徴"]
・大きくなっても2cm程度
・背中にオレンジ色の線と黒いコブ
・モモタマナ、コバテイシの葉で多く見られる
[/box02]
タイワンキドクガの幼虫は体表に毒針毛とよばれる0.1mmほどの目に見えない毛が無数にあり、幼虫に直接触れたり、風で飛んできた毒針毛に接触することで毒蛾皮膚炎を発症します。
毒針毛は幼虫だけでなく、卵、幼虫の脱皮殻、蛹、成虫(蛾)にもあり、うかつに触ると刺されます。
刺されたら
もし、ツアーなどで森林に行く場合は粘着テープを持参し、かゆみなどを感じても絶対に掻かないようにする必要があります。
掻くと毒針毛で皮膚をこすることになり、症状が広がります。まず、粘着テープをかゆい場所やその周辺に張ったりはがしたりして毒針毛を取り除きます。次に石鹸をつけてよく洗い流します。
症状が軽ければ、市販の抗ヒスタミン軟膏を塗り、かゆみや紅斑がひどければ、病院の皮膚科で診てもらいましょう。
生息地は田舎の木々が多いため、そのような場所には近づかないようにするのが大切です。
とくに、遊び盛りの3~6歳児にはしっかり言い聞かせるようにしたいですね。
沖縄の危険な虫一覧は以下の記事にまとめました。良ければ見てくださいね。
準備中…
海辺の危険な生き物
沖縄の海辺には沖縄県庁が危険と指定している数々の生き物がいます。今回はその中でも最も遭遇しやすいハブクラゲについて紹介します。
その他の危険生物については以下の記事で紹介していますので、よかったら見てください。
準備中・・・
[box02 title="ハブクラゲの特徴"]
・かさが半透明のため水中で見えにくい
※刺されてはじめて気付く場合が多い
・6月~9月にかけて多く発生
・波の静かな砂浜や、入り江、人工ビーチなどで被害が多い
・ハブクラゲに触ると反射的に刺される
・刺されると激痛を生じ、みみずばれのような跡になる
・沖縄では3件の死亡事例が報告
[/box02]
特に、水中で見えにくいのは非常に厄介。気づかずに刺されている場合が多いので、視覚的に避けるので困難と言えます。遊泳禁止ビーチには絶対入らないようにする心構えが重要です。
刺されないためには
1.遊泳禁止ビーチには絶対入らない
2.肌の露出を避けるため、ウェットスーツ、ラッシュガード、長そでTシャツやスパッツを着用する。
刺されてしまったら
1.すぐに海からあがる。
2.食酢をたっぷりかけて、触手を洗い落とす。
※触手に真水、アルコール、砂をかけると未発射の刺胞を刺激するので絶対しないこと。
3.食酢をかけても触手が剥がれないときは指先で優しく取り除く。
4.痛みがひどいときは、氷または冷水で冷やすと痛みが和らぐ。
5.医療機関で治療を受ける。
沖縄県の遊泳可能ビーチや市町村が管理しているビーチはハブクラゲ侵入防止ネットが張られているなどの対策されていますが、それ以外の海辺では危険生物や海の事故の原因となります。お子さんを連れている親御さんは注意してください。