8月9月の観光をおススメできない理由
先ほど述べたように、8月9月は①台風の襲来が多い ②観光客数がピークに ③1年で最も降水量が多い という気候面で良くないことと、観光客が多いことによって渋滞や長時間の待機があるので、おススメ出来ません。
具体的にお話ししましょう。
台風の襲来が多い
上の画像の気象庁のデータを分析した結果、2010~2018年の沖縄県に来た台風うち、8月9月に来た回数はなんと52%でした。つまり、一年間で沖縄に来る台風のうち半分以上がこの時期に来ることになります。
突然の台風で予定をキャンセルしたくないですよね。このリスクを考えると、8月9月は避けたほうがいいかもしれません。
ちなみに、6月7月は34%と大幅にリスクが減るので、沖縄の夏の観光に台風を避けたいなら6月7月をおススメします!
観光客数がピークに
これは沖縄県庁の平成28~30年の月別観光客数のデータです。
どの年も、月別観光客数は8月が最も高いです。 よって、この時期に観光すれば観光客の多さで待ち時間も増えますし、渋滞に巻き込まれる可能性も高くなります。
のびのびと観光したい方には8月以外がおススメ! ※朝の6時~8時、夕方の16時~19時は季節や平日に関わらず混みます。
一年で最も降水量が多い
こちらは気象庁の沖縄県那覇市の月別平均降水量のグラフ。梅雨の6月を除けば、8月9月は一年で最も降水量の多い2か月になります。
このように、沖縄の8月9月は雨が降りやすい季節でもあるので、どうしても晴れた日に観光したいという方には、おススメしません。
ちなみに、沖縄の梅雨は5月上旬に始まり、6月の中頃には終わるのが大半なので、この時期から7月までは絶好の観光季節となります。雨を避けるという意味でも、6月7月はおススメです!
6月7月の魅力
この季節の魅力は、8月9月と反対なことです。つまり、①台風の襲来が少ない ②観光客数が比較的少ない ③降水量が比較的少ない
沖縄の夏は5月から10月です。そのうち、5月と6月上旬は梅雨で8月9月は先述のデメリットがあります。となると、沖縄の夏を低リスクで快適に過ごすには6月7月しかありません。
さらに、6月7月は沖縄の夏らしいイベントも満載です!
[chat face="si.png" name="ケン" align="left" border="blue" bg="none"]ここからは、沖縄の6月7月のイベントを紹介するよ!この季節に観光したい人は必見です。[/chat]
[box05 title="6月のイベント"]
2019年6月(未定)・・・糸満ハーレー
http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000413.aspx
この時期は沖縄各地でハーレーと呼ばれる競漕が行われます。
中でも糸満ハーレーは、昔から海人のまつりいわれる糸満の一大イベントです。海の恵みに感謝し、より一層の大漁と航海の安全、家内の安全と健康をお祈りする祭りでもあります。昔からの習わしを重んじて、今でも旧暦5月4日に開催されています。見どころは、西村・中村・新島の3つのムラ(古い時代の集落)に分かれ、伝統衣装を身にまとって勝敗を争う競漕です!
2019年6月頃(未定)・・・ツール・ド・宮古島
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003501.aspx
2019年で第14回を迎えるツール・ド・宮古島。6月、既に初夏の陽気のする宮古島で透明度の高い、青い海沿いのコースを爽快に駆け抜ける自転車イベントです。
2日間に分けて行われるこのサイクルイベントは、タイムを争うロードレース部門と、自分のペースで制限時間内のゴールを目指すサイクリング部門があります。保護者同伴であれば小学生から参加できるコースもあるため、家族連れにも人気。
2019年6月下旬(未定)・・・沖縄民踊フェスティバル
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003496.aspx
毎年6月頃、沖縄市体育館で2日間にわたって行われる沖縄民踊フェスティバルは、1990年に始まった沖縄の大衆舞踊の祭典です。
沖縄の舞踊は、大衆芸能の民俗舞踊と宮廷芸能の琉球舞踊の2つに分けられ、前者の民俗舞踊は、通称・沖縄民踊といいます。
小物を一切使わない手踊りのほか、ティサージ(手ぬぐい)やパーランクー(小太鼓)を使う舞いもあり、沖縄民謡や新唄(みーうた。近年親しまれている沖縄の歌のこと)の音源に合わせ、集団で統一の振り付けで躍ります。
沖縄本島の北部・中部・南部と全域のほか、宮古島、八重山諸島、久米島、伊江島からも踊り手が集まり、2日間の参加者総数4万5000人に及ぶ集団舞踊は圧巻です。
2019年6月下旬(未定)・・・MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL 2019
http://mirf.jp/
宮古島コースタルリゾートヒララ ヘッドランド特設会場(宮古島平良地区)にて行われるのがMIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL 2019です。このイベントは、「離島の子どもたちに本物の音楽を聴かせ、大きな夢を与えたい」というコンセプトで、2005年に立ち上げられました。
宮古島の自然を感じながら、豪華アーティスト達のステージを楽しめます。また、会場は美しい太陽が望めるロケーションにあり、夕暮れになると日中とはまた違った雰囲気のなかでステージに熱中できます。
そんなMIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL 2019では、キャンプでの参加が可能となっています。キャンプサイトはイベントの本会場から徒歩5分の場所で、ここでは波の音をBGMに休息をとったり食事をすることもできます。テントもレンタルすることができるので、キャンプ初心者の方にも安心!
宮古島の海を眺めながら、仲間とBBQを楽しむのもいいですね。
[chat face="si.png" name="ケン" align="left" border="blue" bg="none"]沖縄の6月は、7月や8月と比べると大きなお祭りは少なめ。このようなイベントに参加するのも楽しいけど、この時期は海と自然のアウトドアプランをおススメするよ![/chat]
[box06 title="あわせて読みたい"]夏の沖縄、おススメ遊び方!海と自然のアウトドアプラン[/box06]
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[box05 title="7月のイベント"]
2019年7月(未定)・・・シーポート北谷カーニバル2019
https://www.chatan.or.jp/?s=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%AB
沖縄の7月のお祭りと言えば、シーポート!この祭りがあると、今年も夏が始まったな~って気持ちになります。
海をテーマにした多彩なイベントの中で行われる花火ショーもある沖縄県民おなじみの祭り。ビーチから見える沖縄県唯一の水中花火が見もの!エイサーやステージイベントも開催され、観光客も含め、毎年多くの来場者で賑わいをみせます。
さらに、海浜・海上アトラクション、ミュージックステージなどあって、盛りだくさんですね。ステージでは例年沖縄の有名アーティストが来てくれます!
2019年7月(未定)・・・名護の夏祭り
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003483.aspx
毎年7月最後の土日に行われる沖縄北部にある名護市の夏祭り。名護漁港を会場に、エイサーや地元芸能ライブコンサート、ビールうま飲み大会、ダンスパフォーマンス、ちびっこエイサーや花火などなど、さまざまなイベントが開かれます。
名護市といえばオリオンビールの本拠地でもあるということで、工場直送の生ビール販売の屋台も大人気。ビールのほかにもたくさんの屋台が立ち並び、焼きとうもろこし、焼き鳥、焼きそばなどのおつまみメニューがそろっています。
祭りのクライマックスを飾るのは花火大会。両日で約1000発の花火が二日連続で打ち上がり、最大一尺玉の新作花火が頭上で大きく花開くのは感動です。
名護市の海岸沿いのどこからでも眺めることができるので、おススメです。
沖縄の名護市の近くには、古宇利島というビーチスポットがあり、僕おススメの秘密の場所があります。古宇利島で楽んでから祭りに行くのもアリですよ。
2019年7月(未定)・・・ピースフルラブロックフェス 県内最大のロックフェス
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003482.aspx
沖縄本島中部にある音楽の街、コザ。この街で生まれたオキナワン・ロックの振興を目的に始められ、2019年で36回目を迎えます。
単なる音楽コンサートではなく、地域資源の掘り起こしや文化創造を目標にしたイベントでもあり、県内の代表的なロックバンドをはじめ、外国人バンドや国内の著名なバンドも参加します。
歴代の出演者には、HY、ORANGE RANGE、かりゆし58、PE'Z、Civilian Skunkなど沖縄を代表する若手バンドから、紫、かっちゃん&RAINBOW、BEGIN、JETなど沖縄の老舗バンドまでさまざま。
7月半ばの熱い週末を過ごすなら最高のイベント!
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